【理学療法士 公立病院 筆記試験の内容】
制限時間:90分
①専門分野
国家試験過去問・・・35問 記述式問題・・・2問
②小論文 800字程度
『よーい、スタート』の合図で、問題冊子を確認した。
すると予想以上の問題数に最初は戸惑った。
しかし、ある程度の準備をしていた私は冷静になり、まずは小論文が800字程度。私の記述速度は、大体600字を45分であったため、小論文に1時間は残しておきたいと考えた。
それからまずは専門分野から問題に取り掛かった。
【国家試験過去問 35問】
私自身対策は6~7年前分ほどしかできなかったため、初見に感じる問題が多くあった。
おそらく、5~10年前の国家試験過去問が多いと思われた。
答えに詰まった問題では、考えれば考えるほど「30分で終わらせる」ことが脳裏によぎりなかなかいいペースでは解けなかった。
それでも、学生時代の国家試験対策の記憶を頼りになんとか問題を解き終えた。
【記述式問題 2問】
患者さんの現状の安静度を考慮し、移乗時の注意点を答える問題や、
患者さんの病態背景を考慮しながら、その患者の訴えに対するリハビリテーションを遂行する上でどのような対応方法をとるかを記載する問題であった。
私自身、問題を開けてパッと見た時、1問目の移乗の問題は、「あ、福祉用具を使用するやつだな」と思っていたのにも関わらず、実際に記述する際、なにを思ったのかそのことを忘れてしまっており、誤解答を書いてしまった。
試験終了してから気づいてしまい、試験中は本当に何が起こるかわからない、自分の力を出し切るのは難しいと痛感した。
【小論文】
お題:コメディカルの一員としてあなたが提供できるもの
まず、私が小論文対策で練習していたのは600字程度であった。そのため、800字程度という文字数を見た瞬間、一瞬固まってしまった。
しかし、お題を見たときに、事前に対策していた内容のうち2つを組み合わせれば対応できるのではないかと考え、内容を整理しながら800字を目指して書き進めた。
結局、専門分野にも時間を取られたうえ、小論文を書き終える直前に大きな間違いに気づいてしまった。消しゴムで修正し、書き直すという予想外の時間ロスもあり、本当にタイムリミット1分前で書き終えた。
見直しをする余裕もないまま、試験は終了した。
【試験終了後】
試験後、学生の受験者に話を聞くと、「国家試験対策をしていたので比較的解きやすかった」と話していた。
一方、私は臨床に出てから数年経っており、学生時代の知識が抜けている部分も多く、自分の知識不足を痛感した。
筆記試験が終わった時点では、「これは落ちたかもしれない」と本気で思っていた。
しかし、数日後に届いたのは合格通知だった。